泣ける映画
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THE GREEN MILE ★★★★
さすが名優トム・ハンクス!泣きました。
大恐慌時代のアメリカ南部の刑務所が舞台です。
ここは受刑者(死刑)を収容している監房であり、ここの床が薄汚い緑色だから「グリーンマイル」と呼ばれてたりします。
様々な罪を犯し死刑を待つ受刑者は死をもってその罪を償い罪人であることを免れるのです
(キリスト教的な考え)。
んで、ここのボス・ポール(トム=ハンクス)はなぜか尿道を炎症してます。
んで、どこにでも問題児はいるものでパーシーと言うコネのみで働いてるバカがいます。
どのくらいバカかと言うと受刑者を「死人」と呼んだり、カッとなって受刑者の指を骨折させたり、はたまた罪もないネズミを踏み付けたり、最悪なのは死刑執行役をやりたがり受刑者を苦しませて死に追いやったり・・・とにかくとんでもないバカなのです。
そこへ新たな受刑者:ジョン・コーフィという巨漢の黒人が涙目でやってきます。
罪は幼い双児の女児に暴行した上殺害したという・・・。
しかし、このジョンには不思議な生命のパワーがあったのです。
ポールの尿道の炎症を治したり、死んだネズミを生返らせたり、所長の奥さんの癌を治したり。
そしてまた「生命」を強く感じるパワーが有り過ぎて人々の哀しみや苦しみに感応してしまうのでした。
ここまで来るとジョンは犯人ではないことがわかるのですが、ジョンは全てを受け入れて処刑されます、もう生きるのが辛いと・・・。
そして悪は悪で法ではなく裁かれます。
奇跡の力を持って生まれたジョン・コーフィ。
人々にかせられた贖罪とは何か、「生きる」とは罪深きことだいうキリスト教の世界での奇跡をヒューマニズム溢れる構想で作られた映画です。
細かく処刑(電気椅子)のシーンなど出てくるので心臓の弱い人は観ない方がいいかも?
でも、処刑されるのも処刑するのも被害者も加害者も皆同じ人間であること。
そんなことを考えながら涙しました。
「生きる」
生きるためには多くの犠牲をはらいます。
まず、生きるためには命あるものを食べる必要があります。
それもまた尊い命です。
生きていると辛いこと、苦しいこと、悲しいことがたくさんあります。
それが乗り越えなければならない試練としても、時にあまりに苦しい時があります。
だから漠然と「死んだ方が楽かも?」と考えてしまうのです。
だけど、それは違うのです。
命を与えられた以上は「生きる義務」があるのです。
その義務を全うせねば、何度生まれ変わっても同じことの繰り返しのような気がします。
「生」と「死」は常に隣り合わせ。
一度、自分のではなく「愛する人の死」を考えてみると、「生きているだけでこの上なく素晴らしい事実」に気づくかも知れません。
グリーンマイル
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