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泣ける映画

　【管理人おすすめ映画】

私の頭の中の消しゴム　★★★☆

韓流はカッコいい男が普通にカッコよくて本当にカッコいい！

お嬢のスジン（ソン・イェジン）は忘れっぽい性格。
ワイルダー系現場監督のチョルス（チョン・ウソン）はぶっきらぼうで精悍な色男。
そんな二人がありえね〜出会いをします（笑）。

どんな出会いかと言いますとコンビニでコーラを買ってレジに財布とともに忘れてきたことを思い出したスジンがたまたまそのコンビニからコーラを買って出て来た男のコーラを有無を言わせず奪い取り一気のみしゲップして立ち去る・・・。

-----------------------------ありえません（爆）。


でも、これが出会いで二人は恋に落ち、見ているだけで首のあたりを掻きたくなるようなラブラブっぷりを披露します。
うらやましいようなやり過ぎっぽいような・・・（笑）。
で、まあよくある展開で親の反対などがあるのですが無事に結婚してますますいちゃいちゃ度アップします。

しかし、嫁スジンの様子が微妙に変化してきます。
急にぼんやりしたり普段の生活を忘れたり・・・そしてこれが悲劇の幕開けなのでした。
そう若年性アルツハイマーだったのです。
最初はゆっくり進行していた症状も序々に速度をまし、近いことから忘れていくのです。

チョルスがカッコ良過ぎです！
愛する君の記憶が薄れていくのを見守ることしかできないのです。
切ないの〜。
自分に向かって昔の不倫相手の名前を呼んだりするんだよ。
だけど否定してはいけないから呼ばれたその名前に返事をするとこなんか哀しい。

かなり症状が悪化したある日、突然スジンに記憶が戻って愛する人を苦しめてる自分に気付き絶望します。
そして今覚えてること全てをメモに走り書きをしてチョルスのもとを去るのです。
帰宅してそのメモに「愛してるのは貴方よ」と何度も繰り返し書かれてあることを読み、耐えきれずに涙を流すチョルス。
もうこの辺から号泣ボタンスイッチオン！みたいな。

結局、重度のアルツハイマーのスジンは施設に入所します。
ふと記憶の戻ったある日に書かれた手紙からその場所をわりだし、訪ねるとすっかり自分のことを忘れた妻に「はじめまして」と挨拶するチョルス。
そして、一緒に食事をする時にチョルスの匂いに気付くスジンに涙するチョルス。

　そう「記憶」は失っても「感覚」は残っていたのです。

たとえ、君の記憶から僕が消えてなくなっても、僕と言う感覚は君の肌が覚えている。
今はそれだけが二人の絆・・・


切なく哀しいけど重くなくてちょっぴり可愛いお話でした。

私の頭の中の消しゴム
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